産後3日目|沐浴デビューとおっぱい修行の日
6:20〜翌3:30|内診・授乳・搾乳・おやつ・授乳…地道な積み重ねの1日
入院中くらいはゆっくり身体を休められると思っていたけど幻想でした。
まるっと一日過密なスケジュールをお送りします。
6:20|起床
身体のどことはわからぬ場所が痛む。背中? お腹は変わらず重い。
夜はガスはよく出たけど、ベンはまだ出る気配がない。昨日の夜あまり眠れなかったのは、「イレウスになったらどうしよう」という過去のトラウマが原因だった。
一年ほど前に不妊治療の一環で手術を行った際に、退院した後でイレウス(麻痺性腸閉塞)になりました。
貴重な体験だったのでまた別の機会にまとめたいと思います。
8:00|朝ごはん
パンケーキ!女子っぽい朝ごはんに気持ちも上がる。食べきれなかったけど。。

ホテルの朝ごはんみたい
9:00|術後初めての内診
経過は順調。今日で鉄剤は注射、明日から飲み薬になるとのこと。
後産痛・傷口・背中の筋肉、全部がまだ痛いけど、少しずつ回復の兆し。
10:00|3日ぶりのシャワー
気持ちよすぎた…生き返った…!ジムとかプールについてるシャワールームよりは一回り大きめの個室で、立ってるのが本当にしんどくて椅子があって本当に助かった。
この時初めて術後の自分の身体をまじまじと見ることができましたが、なかなか痛々しくてちょっとびっくりしました。。
10:30|夫と面会&沐浴指導
この日の面会で最後の名前会議を開催。協議の結果名前が決定した!!
この後から胎児ネーム(みぎくん・ひだりちゃん)を卒業し名前呼び(はっさく・りんご)にしたが、なかなか呼び慣れず、しばらく「みぎく・・はっさく〜」と呼び直したりしてた。
出生届を出すまでは自分らでつけた名前に自信が持てず、本当にこれでいいかな?いい名前だよね??とそわそわしていました。
そのまま予定外の沐浴指導がスタート。
夫がりんごの沐浴に挑戦!
- 産院の深い風呂桶に苦戦
- りんごは訝しげな表情→布を巻くと落ち着いた
- 途中で泣くけど、キレイになって気持ちよさそう
- お風呂でおしっこも披露
覚書(沐浴)
・沐浴は昼間(異常発見時に病院へ行きやすいため)
・ミルクの1時間前がおすすめ
12:00|昼ごはん
面会を終え休む間もなくお昼ごはん。面会は立っている時間も長く、かなりハード。昼からも予定がいっぱいなので、さっと食べて仮眠をとり体を休める。

いくつになってもハンバーグは嬉しい。
14:00|退院指導
この日は病院主催の退院指導が30分程度予定されていた。
内容は退院した後の過ごし方や、お母さんや赤ちゃんの体にこんな異変があったら病院に来てくださいと言ったもの。
覚書(退院後の留意事項)
- 悪露:血の塊(レバー状)が増えたら病院へ
- 乳腺炎:赤ちゃんに吸わせる。顎の位置がしこりに当たるように
- 帝王切開後1年は避妊、ピルはNG(授乳中)
- おへそは取れてから5日間まで消毒する。結構ぐりぐりする!
- おへそはじゅくじゅくしているときは消毒回数を一日2回に増やす。出血する時は病院に行く。
- 綿棒浣腸:肛門に沿ってグリングリン
- うんちの白いつぶつぶは問題なし
15:00|授乳&搾乳チャレンジ
はっさくのおむつ&母乳チャレンジ。
うまく咥えてもらえなかった。一緒に頑張ろう。
今回は手動搾乳機を体験。
覚書(搾乳)
- 胸をほぐしてから搾乳
- しこりがある場合は押しながら
- ほぐし過ぎると逆効果なので様子を見て止める
はっさくは今のところいつもミルクを飲むペースがゆっくりなので、焦らず付き合ってあげることが大切らしい。赤ちゃんによっては、昼夜で飲む量が違う子もいて、それは少なくても切り上げてOKだそう。
個室を1日だけでも体験してみては?と助産師さんから提案あり。
授乳リズムを自宅に近い状態で練習できるそう。
16:30|おやつ
ひと息ついてリセットタイム。
3時間おきに、病室から離れたNICUへ授乳しに行くので、細切れの時間に休むことが大事。まだまだ歩くのも立っているのもしんどいので移動がとにかく気合が必要です。看護師さんに言えば車椅子も出してもらえますが、早く回復したい一心でできるだけ自力で行動していました。
18:00|夕方の授乳&おっぱいケア。夫氏も授乳に挑戦!
夫氏、本日2回目の双子面会。
夫婦初めての育児、しかも双子ちゃんということで、パパの即戦力化のため特例的な対応をいただいた。(本当は父親でも一日1回1時間の面会ルール)
はっさくに声かけしながらミルクをあげる姿にじーん。パパになるんだなあ。
りんごは母乳に挑戦し、何回かは咥えられるものの飲み進まず。ミルクはゴクゴク飲めた!
わたしは張ったおっぱいをケアするために、手動搾乳機→手搾乳で練習。
やってみると意外と出ない。けどコツはちょっとずつ掴めてきた。
注意: 3時間おきに搾乳しないと乳腺炎のリスクが上がる!
この日の夜担当の助産師さんがスパルタで、これまでの担当さんが「入院中くらい夜はしっかり休んでください」と言ってくれていたのに対して、「夜は0時と3時どちらの回で来ますか?」と逃げ道のない聞き方・・やり手の営業マンみたいな・・0時に起きてくることにしました。
19:00|1時間遅れの夜ごはん
授乳優先のため、病室に戻ってから夜ご飯。(18:00に配膳)

すっかり冷えてしまった。。
21:30|夜の授乳&おっぱいケア
この回ははっさくの授乳、入室時からよく泣いてました!
まずは母乳。予想外にいい飲みっぷり。
時々泣き出すので、お座りの体制であやしながら。
片乳10分交代。右はより飲みにくいらしく、よく泣く。用意してもらったミルクを挟みつつ右乳にトライ。
しかし、今までの様子がうそのように、哺乳瓶からの授乳もゴクゴク意欲的!一生懸命なのかわいすぎる〜。
母乳は諦めて、哺乳瓶で最後まで飲んでもらいました。
そのあとはおっぱいケア。
0:30|深夜授乳
りんごの、おむつ替え→授乳へ。
母乳+ミルク+搾乳コンボでしっかり飲んでくれた。
母乳混合で進めるということは、3時間おきのおっぱいケアと付き合うということ。
育児方針、もう一度考え直す必要があるかもしれない。
3:30|搾乳
大部屋のなか読書灯を灯し、1人手動搾乳機でしゅこしゅこ。シュール。
産後4日目へ続く。
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