【搾乳卒業】完全ミルク育児に移行!搾乳をやめたい|やめるタイミング・手順・注意点

授乳

我が家はほぼ完全ミルク×搾乳で双子を育てています。授乳方法についてはこれまですごく悩んできましたが、持病の子宮内膜症治療のため母乳をやめ、完全ミルクに移行する決断をしました。世の中には完全ミルク育児に移行した後も搾乳だけは続けていたというママも少なくありません。「そろそろ搾乳をやめたいけれど、急にやめてもいいの?」「痛くならない?」そんな不安を持つ自分を含めた全てのママに向けて、搾乳卒業の方法とスケジュールを調べたので丁寧に解説します。

記事の最後には搾乳卒業を目前に控えた筆者の進捗状況をお伝えます。ぜひ最後まで目を通していただければと思います。

卒乳」は赤ちゃんがおっぱいから卒業すること、「断乳」はママが計画的に直接母乳を与えるのをやめること。今回の「搾乳」卒業は断乳に分類されますが、おっぱい離れさせる過程がなく自身のケアのみなので工程はややシンプルです。「断乳」の場合はママだけでなく、赤ちゃんへのケアも必要になります。

なぜ搾乳を続けていた?搾乳をやめる理由

私は出産直後、混合栄養で育てるつもりでした。母乳が出るなら飲ませてあげたいし、そうするものと考えていたからです。

しかし実際に育児を初めてみると、双子の育児は1日の大半を授乳に費やすこととなり、直接母乳を吸わせる余裕も無くなっていきました。それでも母乳は飲ませてあげたいと、搾乳だけはずっと続けていましたが、生後3ヶ月を迎える頃には直接母乳する機会が減っていたこともあって搾乳量が減少し始めていました。そんな折、持病の子宮内膜症の定期検診で医師と話して、治療に用いる生理を止める薬(ディノゲストやピル)は授乳中は飲めないことから、3ヶ月後(産後7ヶ月ごろ)を目安にb母乳を辞めることを決めました。

完全ミルク育児を選択したものの、次のような理由で搾乳を続けていた方も多いようです。

  • 張って痛みがある
  • 母乳が出るのに捨てるのがもったいない
  • 少しでも母乳を飲ませたい

しかし、体力的・時間的な負担やストレスから「やめたい」と感じることも自然な流れです。


搾乳をやめるタイミングはいつ?

一般的に搾乳をやめる最適な時期は、次のような状態になったときです。

  • ミルクだけで赤ちゃんの栄養が満たせている
  • 1日の搾乳回数が3回以下になっている
  • おっぱいの張りが徐々に落ち着いてきた

母乳が自然と減ってきた頃が、搾乳卒業のチャンスです。


搾乳をやめる方法|段階的に進めるのが基本

ステップ1:回数を少しずつ減らす

  • 1日5回 → 4回 → 3回…と2〜3日ごとに1回ずつ減らす
  • 最初は昼の搾乳から減らす
  • 張りが強い場合は、軽く出す程度の搾乳でOK(5〜10分)

ステップ2:間隔を延ばす

  • 搾乳間隔を6時間→8時間→12時間と延ばす
  • 張りが強くならなければ、1日1回まで減らしていく

ステップ3:自然に搾乳卒業へ

  • 1日1回が2日おきになり、やがて必要なくなる
  • 張らなければそのまま終了

搾乳卒業までのスケジュール例(約2週間)

日数 内容
1〜3日目 1日5回 → 4回に減らす。張りが強ければ軽く搾乳。
4〜6日目 1日3回(朝・昼・夜)に減らす。搾乳間隔を長めに。
7〜9日目 1日2回(朝・夜)に。搾乳時間も短くする。
10〜13日目 1日1回に。張りがなければスキップ可。
14日目以降 必要なければ搾乳を終了。完全に卒業!

搾乳卒業時の注意点

  • 張りが強くなったら無理に我慢せず軽く搾る
  • しこりや熱がある場合は乳腺炎の可能性があるので受診する
  • 絞らなければ母乳は自然に減っていくので安心を

搾乳は心身ともに負担がかかる作業。完全ミルクに切り替えても、母乳が出るうちは無理せず少しずつ減らすことが重要です。

搾乳卒業までもう少し・・・今の思い

私自身、現在1日2回の搾乳で、次は1日一回搾乳に減らして様子をみようというところです。搾乳量はピークで一回約80ml、1日約600ml程度でしたが、今では1日70ml程度に落ち着いています。

搾乳量の減少は最初でこそ意図しないものでショックでした。赤ちゃんに直接母乳を吸ってもらえば母乳量が増えると言いますが、吸ってもらわないとその逆で減っていくのも納得です。

初産で母乳育児に憧れはあったものの、双子となると簡単ではありませんでした。母乳育児はママの母乳の出具合赤ちゃんの吸う力両方あってかつ長時間授乳に向き合う余裕があって初めて成り立つもので、赤ちゃん2人分となるとそのハードルはぐんと高くなります。妊娠中に本やインスタで見たダブル直接母乳は私にとってはもはやフィクションです・・・あれができるのも一種の才能と助産師さんは言っていました。それでもやってみたい人生だった・・・

本当は母乳を出せるポテンシャルはあるのに諦めざるを得ないことは悔しいです。でも毎日搾乳にかける時間の分だけ赤ちゃんと触れ合う時間が減る自分の心身の余裕も無くなっていくのも事実。きっかけは持病の治療ですが、これを機にもっと赤ちゃんと遊ぶ時間が増えて心が豊かになると思うとこれからが楽しみです!

自分の健康と赤ちゃんとの時間を大切に、納得できる形での搾乳卒業を目指しましょう!

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